薪ストーブ・ペレットストーブ・煙突掃除・メンテナンス・リフォーム

木こりや|福島県福島市|薪ストーブ、煙突の取付工事、メンテナンス、薪・煙突・部材の販売なら木こりや

お問い合わせ先

ホーム > 薪ストーブ豆知識

薪ストーブ豆知識

薪ストーブの設置費用はいくら?相場や内訳を徹底解説

アンコール

アンコール

薪ストーブの炎が揺らぐ様子を眺め、暖かい部屋で過ごす時間は多くの方が憧れるのではないでしょうか。ただ、いざ自宅に薪ストーブを設置しようと考えると、薪ストーブを家に設置する費用はいくらですか、という疑問が浮かびます。設置にかかる費用の内訳や、どんな薪ストーブ 設置 基準があるのか、特に高額になりがちな薪ストーブ 煙突の費用など、不安な点は多いでしょう。また、導入後に後悔しないためにも、薪ストーブ デメリットや、利用できる薪ストーブ 補助金、そして実際に使っている人の口コミ・評判なども事前に知っておきたいところです。この記事では、そのような疑問や不安にお応えするため、薪ストーブの設置にかかわる費用を詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、以下のポイントについて理解を深められます

  • 薪ストーブの設置費用の全体像と内訳

  • 費用を抑えるための具体的なポイント

  • 薪ストーブの設置基準や注意すべき点

  • 補助金制度の有無や利用方法


アンコール

アンコール

薪ストーブの設置費用はどのくらいかかる?

  • 薪ストーブを家に設置する費用はいくらですか?

  • 設置場所や機種別の費用を解説

  • 薪ストーブ設置で補助金は使える?

  • 薪ストーブ設置工事の基準とは

  • 薪ストーブ設置費用を抑えるポイント

 

薪ストーブを家に設置する費用はいくらですか?

結論から申し上げますと、薪ストーブを設置する場合、本体価格、煙突代、工事費の合計で100万円から150万円程度の費用がかかるのが一般的です。もちろん、この金額は薪ストーブの機種や設置する建物の状況によって大きく変動します。例えば、薪ストーブ本体の価格は、安価なものであれば20万円台から購入できますが、高級なモデルになると80万円以上するものもあります。また、薪ストーブの設置には、熱から床や壁を守るための炉台や遮熱壁の設置も必要になり、これらの費用も考慮する必要があります。このように、薪ストーブの設置には、単にストーブ本体を購入するだけではない、さまざまなコストが発生することを理解しておくのが大切です。

 

設置場所や機種別の費用を解説

薪ストーブの設置費用は、ストーブをどの部屋に設置するのか、またどのような機種を選ぶのかによって大きく異なります。まず、設置場所については、煙突を最短ルートで屋外に出せる場所であれば、その分工事費用を抑えられます。一方で、住宅の構造上、煙突を長く這わせる必要がある場合や、複数階を貫通させる場合は、工事の難易度が上がり、費用も高くなる傾向があります。

次に、機種別の費用についてです。薪ストーブは、主に「鋼板製」と「鋳物製」の2種類に分けられます。鋼板製のストーブは、比較的安価で購入できる製品が多く、火をつけてからすぐに温かくなるのが特徴です。一方、鋳物製のストーブは、本体価格が高くなる傾向がありますが、一度温まると冷めにくいので、長時間部屋を暖かく保つことができるのが魅力です。また、デザインや機能性にこだわった海外製の高価なモデルも多く存在します。このように、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、適切な機種を選ぶことが大切です。

 

薪ストーブ設置で補助金は使える?

薪ストーブの設置費用が高額になるため、補助金制度を利用して費用を抑えたいと考える方は多いのではないでしょうか。結論から言えば、薪ストーブの設置に利用できる補助金制度は、一部の地方自治体で実施されている場合があります。これらの補助金制度は、地球温暖化対策の一環として、再生可能エネルギーを利用する設備(薪ストーブやペレットストーブなど)の導入を支援する目的で設けられています。

ただし、補助金制度は全国一律で実施されているわけではなく、お住まいの市区町村によって、その有無や内容が異なります。例えば、福島県や豊岡市では、2025年度も薪ストーブの購入設置に対する補助金が交付されるという情報があります。補助金の金額は、上限が設けられていることが多く、本体購入費や設置工事費の一部が対象となるのが一般的です。制度を利用するには、事前に申請手続きが必要であり、二次燃焼機能付きの薪ストーブが対象となるなど、いくつかの要件が定められているケースもあります。そのため、設置を検討する際は、まずはお住まいの地域の自治体のホームページなどで最新の情報を確認するようにしてください。

 

薪ストーブ設置工事の基準とは

薪ストーブの設置は、火災予防の観点から建築基準法や消防法によって厳しく基準が定められています。主な基準としては、ストーブ本体と壁や床などの可燃物との間に、適切な距離(離隔距離)を確保することが挙げられます。また、ストーブを設置する床面には、火の粉が落ちても安全なように、不燃性の炉台を設置しなければなりません。

さらに、薪ストーブから発生する煙を屋外へ排出する煙突にも細かな基準があります。煙突は、屋根面から一定の高さまで突出させることが義務付けられており、可燃性の部材から安全な距離を保って設置する必要があります。これらの基準を遵守しないと、火災の原因になるだけでなく、近隣住民とのトラブルにも発展しかねません。したがって、専門的な知識と技術を持った業者に依頼し、安全な基準を満たした設置工事を行うことが大切です。

 

薪ストーブ設置費用を抑えるポイント

薪ストーブの設置費用を少しでも抑えたいと考えるなら、いくつかのポイントがあります。まず、最も費用を左右するのは薪ストーブの本体価格です。シンプルなデザインの国産モデルや、型落ち品などを選ぶことで、本体価格を安く抑えられます。

次に、工事費についても工夫が可能です。煙突の設置費用は、屋外に出すまでの距離や、屋根の形状によって大きく変わります。煙突を設置する場所を、できるだけ屋根に近く、障害物の少ない場所にすることで、工事の手間や必要な部材を減らすことができ、結果的に費用を抑えることにつながります。また、炉台や遮熱壁をDIYで作成するのも一つの方法です。ただし、前述の通り、火災予防のための基準を厳守する必要があるため、専門家の意見を聞きながら安全に配慮して行う必要があります。


薪ストーブの設置費用を徹底解説

  • 薪ストーブ設置で最も重要な煙突の費用

  • 薪ストーブのメリットとデメリット

  • 実際に使っている人の口コミ・評判

  • 薪ストーブを設置する際の注意点

  • 薪ストーブの設置費用を理解して後悔しない選択を

 

薪ストーブ設置で最も重要な煙突の費用

薪ストーブの設置費用の中でも、特に高額になりやすいのが煙突にかかわる費用です。煙突は単に煙を排出するだけでなく、薪ストーブの燃焼効率や安全性に大きく影響する重要な役割を担っています。そのため、煙突の選定や工事は、薪ストーブ設置の成否を分けると言っても過言ではありません。

煙突には主に「シングル煙突」と「二重煙突」の2種類があり、それぞれで費用が大きく異なります。

  • シングル煙突: 比較的安価ですが、煙突自体が高温になりやすいため、設置場所にはより広い離隔距離を確保する必要があります。また、煙突内部が冷えやすく、タールや煤が付きやすいというデメリットもあります。

  • 二重煙突: 内筒と外筒の間に断熱材が入っているため、煙突の表面温度が上がりにくく、火災のリスクを低減できます。また、排気がスムーズで燃焼効率が良く、煤も溜まりにくいので、メンテナンスの手間が少なくて済みます。費用はシングル煙突に比べて高くなりますが、安全面や性能を考慮すると、二重煙突の利用が推奨されるケースが多いです。

一般的に、煙突の設置費用は、使用する煙突の長さや種類、屋根の形状によって変わりますが、部材費用と工事費を合わせて40万円から70万円程度かかるのが相場と考えられています。したがって、煙突の種類と設置方法を十分に検討することが、安全で快適な薪ストーブライフを送るために大切です。

ヨツールF500

ヨツールF500ECO

薪ストーブのメリットとデメリット

薪ストーブには、他の暖房器具にはない魅力がたくさんありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。導入後に後悔しないよう、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。

薪ストーブのメリット

薪ストーブの最大のメリットは、何と言ってもその暖かさにあります。遠赤外線による輻射熱で、体の芯からじんわりと温まります。また、炎の揺らめきは、視覚的にも癒しを与えてくれるので、リラックス効果も期待できます。そして、料理ができる機種であれば、ストーブの上で煮込み料理やパンを焼くなど、楽しみが広がるのも魅力です。

薪ストーブのデメリット

一方で、薪ストーブにはいくつかのデメリットもあります。まず、薪を調達して保管する手間がかかる点です。購入費用もかかりますし、薪割りや乾燥の作業も必要になります。また、煙突掃除や灰の処理など、定期的なメンテナンスが欠かせません。このメンテナンスを怠ると、煙道火災のリスクも高まります。そして、薪を燃やす際に発生する煙が、近隣住民とのトラブルに発展する可能性もゼロではありません。設置場所や風向き、使用する薪の種類など、周囲への配慮が不可欠です。

 

実際に使っている人の口コミ・評判

実際に薪ストーブを使っている人からは、以下のような口コミや評判が多く聞かれます。

  • 「薪ストーブのおかげで、寒い冬でも家全体がポカポカで、エアコンとは比べ物にならない暖かさです。炎を見ているだけで癒されます。」

  • 「薪の準備や灰の処理など、最初は大変かと思いましたが、やってみると意外と楽しくて、家族の冬の恒例行事になっています。」

  • 「設置費用は確かに高かったですが、それ以上の満足感があります。ただ、薪の購入費用も馬鹿になりません。いかに安く、効率よく薪を確保するかが課題です。」

  • 「煙のトラブルを避けるため、事前にご近所に挨拶を済ませておきました。薪を燃やす時間帯にも気をつけるようにしています。」

  • 「薪ストーブは災害時にも役立ちます。停電しても暖房と調理ができるので、いざという時の安心感があります。」

多くの人が、薪ストーブがもたらす独特の暖かさや雰囲気に満足している一方で、薪の調達やメンテナンスの手間、近隣トラブルへの配慮といったデメリットを理解した上で利用していることがうかがえます。

 

薪ストーブを設置する際の注意点

薪ストーブを設置する際には、安全面と周囲への配慮を最優先に考える必要があります。まず、設置工事は必ず専門の業者に依頼してください。建築基準法や消防法の基準を満たした安全な工事が不可欠です。

また、薪ストーブの性能を最大限に引き出し、安全に使用するためには、適切な機種選びが大切です。住宅の断熱性能や部屋の広さに合わせたサイズの薪ストーブを選ぶことで、オーバースペックによる過剰な暖房や、逆に暖房不足といった事態を防げます。

そして、最も重要なのが、設置後の運用に関する注意点です。年に一度は煙突掃除を行い、灰の処理や本体のメンテナンスをこまめに行う必要があります。薪も、水分を多く含む生木ではなく、しっかりと乾燥させた薪を使用するようにしてください。生木を燃やすと、煙が多く発生し、煙突内にタールが溜まりやすくなる原因になります。

 

薪ストーブの設置費用を理解して後悔しない選択を

薪ストーブの設置を検討する際には、本体の購入費だけでなく、煙突代や工事費を含めた総額で考えるのが大切です。補助金制度の有無や、薪の調達、メンテナンスの手間など、ランニングコストや手間についても十分に検討することが後悔しないための鍵となります。

この記事では、薪ストーブの設置費用に関するあらゆる疑問に答え、検討に必要な情報を網羅的に提供してきました。これらの情報を参考に、ご自身のライフスタイルや予算に合った薪ストーブ選びを進めてください。

  • 薪ストーブの設置費用は一般的に100万円から150万円程度

  • 設置費用は本体価格、煙突、工事費が主な内訳

  • 本体価格は20万円台から100万円以上まで幅広い

  • 煙突は安全性や性能を考慮すると二重煙突が推奨される

  • 煙突の設置費用は最も高額になりやすい

  • 自治体によっては薪ストーブ設置に補助金が出る場合がある

  • 補助金には二次燃焼機能付きなど、一定の要件がある

  • 設置工事は建築基準法や消防法に基づいた安全な施工が必要

  • 炉台や遮熱壁も火災予防のために不可欠

  • 薪の調達やメンテナンスの手間がデメリットとして挙げられる

  • 煙による近隣トラブルを避けるための配慮が大切

  • 設置後も定期的な煙突掃除が必須

  • 十分に乾燥した薪を使用することが推奨される

  • 薪ストーブがもたらす暖かさや雰囲気は大きなメリット

プランニングについて

新築住宅、既存住宅の構造や間取りによって、薪ストーブの設置場所は異なってきますのでご相談の上決定していただきます。

新築に取付ける場合

平面図・立面図・矩計図(かなばかりず)を元にプランニングします。
薪ストーブ本体、設置する場所、煙突位置が予め決まっていれば、その図面を元にCAD図作成・お見積りに入ります。



※設置場所や煙突位置に関する注意や確認事項があれば、こちらから提案させていただく場合があります。

既存住宅に取付ける場合

現場下見は必須になります。
設置したい場所を確認の上、寸法取りや設置に関する他工事の説明をいたします。
図面があればそれを元にプランニング・CAD図作成・お見積りに入ります(図面がなくても構いません)

購入について

機種決定後、プラン・見積りを確認の上ご契約・購入となります。
その際、不明な点や確認事項を最終チェックいたします。

設置について

新築、既存宅どちらも工事日程を確認し、工事担当者や施工業者等と打ち合わせの上、設置日等を決めさせていただきます。

完了後について

設置工事が完了しましたら、薪ストーブ本体の取扱いや薪の焚き方、煙突掃除やメンテナンス等の説明をいたします。
また、煙突掃除やメンテナンスをセルフで行いたい場合のアドバイスもいたします。

薪ストーブライフ

木こりやで購入・設置していただいたお客様に関しては、乾燥薪やブリケット(加工薪)を常時確保していきますので、シーズン中の燃料切れの心配はございません。
安心して薪ストーブライフをお過ごしいただけます。

薪ストーブの選び方

薪ストーブとは実用的な暖房機器として、また、インテリア性にも優れている薪ストーブ。揺れる炎を楽しみながら、同時に癒しの効果もあると言われています。近年、別荘などの特別な空間だけでなく、都市部の暮らしの中に取り入れたいと考える人も多くなってきています。

現在日本で販売されている薪ストーブは、いろいろなタイプがあります。分類方法も暖房方式や構造によってさまざまです。本体の材質は、鋳鉄、ホウロウ、鉄板製のものが主流となっています。鋳鉄にタイルを貼ったものなども出ています。米国製や北欧製など輸入品が大半を占めます。

薪ストーブの主な熱放射方法

輻射式

薪ストーブ本体蓄熱した輻射熱を発して室内を暖める方式です。
遠赤外線が皮膚に到達した時に熱を発生させるので、体感温度が高いです。
顔が赤くなったりするのは遠赤外線効果により起こる現象です。

対流式

輻射式薪ストーブ本体にもう一枚外層で囲み、その間にできる暖かい空気が対流を起こして放出させるタイプの薪ストーブです。

遠赤外線

人間の体内はもとより、建物内部(柱、壁等)まで遠赤外線は行き渡るので、一度暖まると冷めにくくなる性質があります。

性能も高い薪ストーブ

薪ストーブの暖房出力は、製品によっても異なりますが、小型のもので6000キロカロリー以上。この場合、17坪以上を暖めることができます。大型になれば10000キロカロリー以上も。その場合、40坪以上の暖房能力があるということになります。

二次燃焼システム付きの薪ストーブ

環境面から考えると、薪ストーブは石油や石炭を利用する暖房と比べると二酸化炭素の排出量が少ない環境に優しい暖房器具といえます。

排煙についても配慮されており、薪を燃やす(一次燃焼)際に発生した燃焼ガスから不純物を取り除いて、もう一度燃焼させ、排煙をクリーンにすると同時に暖房性能を高めた製品が主流です。「二次燃焼」とよばれるこのシステムであれば、初期着火時以外は煙がほとんど出ないので、近隣に迷惑をかけることもないでしょう。

薪ストーブというもの

薪ストーブの意義とは、あえて手間をかけるところにあります。
薪を燃やすのにもコツが必要です。
最初はなかなかうまく燃えてくれません。
「こんなに面倒くさかったのか・・・」となりかねません。
数年後はアクセサリーになっていることも・・・
そのかわり、手間をかけて燃えたときの嬉しさは、何事にも代えられません。
遠赤外線本来の暖かさは、他の暖房器具では味わえません。
スイッチひとつで暖がとれるこの時代。
その中で、あえて「手間をかける」ということに、薪ストーブ本来の楽しさがあると思います。

薪ストーブ店を選ぶこと

ご自宅からなるべく近いことが一番のメリットです。
薪ストーブ店が近くにあれば、アクセサリー購入やメンテナンスの相談等、すぐ行けたり来てもらったりもできます。
その店に薪が随時在庫してあれば、必要なときに必要な量だけ購入することができます。
ご自宅の薪ストックヤードも最小スペースに抑えることができます。

薪ストーブの選び方

薪ストーブは、多種多様です。
各メーカーによって、基本構造のコンセプトも違います。
正直、どこのメーカーを購入するか迷います。

基本的には「暖める部屋の広さ」で決めるのが無難だと思います。
10帖間で40坪分暖めることができるストーブは必要ないですし、40坪暖めるのに20坪分しか暖められないストーブは役不足ですよ ね。
そうすると選ぶストーブが限られてきますので、あとは薪ストーブ店とご相談の上、お好みで。

薪についての豆知識

薪についてせっかく念願のストーブを設置しても燃料がなければただのアクセサリーになってしまいます。薪ストーブにはどこのメーカーでもオリジナリティー溢れる機種が揃っています。しかし、その薪ストーブの性能をフルに引き出すのは薪に懸かっています。

【本当の性能を発揮 = 薪の性能】

良くも悪くも、薪の選び方、乾燥度合いで薪ストーブの本来の暖かさが決まります。

よく乾燥した薪を使うことは、薪ストーブユーザーには当たり前のことなんです。
乾燥させた薪(含水率約20%以下)が、薪ストーブで使う本当の薪なんです。

入手方法は様々

  1. 薪業者、販売店(燃料やさん)などから購入
  2. 各地域の森林組合、営林署等に問い合わせる
  3. 材木店から製材して出た端材などを買う、もしくは譲ってもらう
  4. パルプ工場やチップ工場といったところから購入する
  5. リンゴや桃、梨などの果樹園で剪定しでた枝や木を譲ってもらう
  6. 山主と知り合いになり、間伐材を買う、または譲ってもらう
  7. 各地域の役場に問い合わせ、公園の木や街路樹の剪定枝を譲ってもらう
  8. 新築工事などがあったら、大工さんに話して端材を譲ってもらう

例を挙げましたが、1を除いて割と簡単に手に入れることができるのは3と5です。
意外と簡単に入手することができるかもしれませんよ。
そのためには、果樹園や材木店と仲良くなることです。
お金がかからず剪定した木や枝、製材した端材などがもらえるかもしれません。
薪の単価を抑える一番の方法です。

その他、方法を探せば結構あるものです。
どこか出かける時など、周りを見渡して探してみるのも良いでしょう。

燃やす薪は何が良い?

薪基本的にはナラ、クヌギ、カエデといった広葉樹を燃やしたいです。
比重が高く、薪の燃焼時間も比較的長いのが特徴です。
リンゴ、桃、梨などの樹種も香りがよく、楽しさが増えます。

よく「針葉樹(杉、桧、松)は燃やさないで下さい」と言われますが、よく乾燥したものなら普通に燃やすことができます。
タールが煙突に付着して煙道火災が起こる理由として、「未乾燥薪」を大量に使用する事が挙げられます。
よく乾燥した針葉樹の薪(含水率約18%以下)を燃やしていれば、1シーズンで火災事故は起こらないのです。
そのかわり勘違いしてほしくないのが「メインとしての薪」にはあまり向いていません。
油成分が多く含まれる針葉樹は、火付きが早く、燃え尽きるのも早いです。
ちょっとした時間で熾きになって、うかうかしていると薪ストーブの温度が下がっていきます。
使い方としてベストなのが、繋ぎの薪として使用することです。
広葉樹を燃やしていて、ちょっと温度が下がったかなと思ったら針葉樹を投入すると良いでしょう。薪ストーブの温度が比較的早く上がっていきます。
温度が上がりメインの広葉樹の薪を投入すれば、また長い時間燃えてくれます。

必要に応じて針葉樹の薪は使い分けると便利なんです。

ページの先頭へ